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屋根の作りと構造・施工方法

 屋根の葺き替えの時、お客様は、何をどのように葺き替えるのか、分からないと思いますので
簡単に、お客様レベルでの解説をしたいと思います。 あくまでも葺き替え工事を計画していて
いったい何をどのようにして、一番大事なのは、いくらかかるのか? です。

屋根の葺き替えの工程; と 屋根の構造

   骨組みから、仕上材を施工するまでの葺き替えの工程です。 屋根の構造も理解。
1:屋根の骨組みである;垂木の施工(大工さんの仕事です)
2:下地材であるコンパネの施工
3:下葺き材である、ルーフィング(防水材料)の施工
4:仕上げ材のスレート材(薄型化粧セメント材料)の施工。 
図4が一番上の屋根材で、一般にスレート材料、ガルバリウム鋼板などの屋根材を施工するときの工程図です。 ガルバリウム鋼板;図5、瓦の施工;図6、図7
図1:
 家を支える骨組み、屋根を主に支えるのが、垂木(たるき)です。 この屋根の骨組みが終わって上棟式、建前ぼ儀が行われます。 この図では棟木がありませんが、垂木の施工が終わった時点で骨組みが終わりです。 この垂木の上に屋根材を施工していきます。
図2:
 下地材のコンパネ(野地板)は、9mm以上を使用します。 通常は、3尺、6尺;サブロク板を使用し、太陽光パネルを設置する場合は、12mm以上のものを使用するよう指定があります。
これは、合板材ですが、無垢の杉板を使う場合もあります。
価格は高いのですが、長持ちします。
昔の下地材 野地板  昔の下地は、左のように、幅細の横に長い板を施工していました。 「野地板」と言いました。
地方によっては、「とんとん」とも。
図3:
防水材のルーフィング。
下葺き材です。 これが実質的に雨水
を押さえている主役です。 瓦、スレート材、ガルバリウム鋼板からの僅かな漏れ雨水をシャットアウトし、家の中に水を侵入させない材料です。
非常に重要な材料で、耐用年数は20年
葺き替えのときは、必ず交換します。
図4:
スレート材(コロニアル、カラーベスト)の施工は、防水シートの施工後その上に行う。 施工のやり方は、軒下側から、スターターを取り付けて、上に向かって(棟に向かって) 施工していく。 最後に、棟部分を工事して完成。 この場合、頂上は、棟と言い、ここに結露を防ぐ為に換気口のついた換気棟をつけると良い(そんなに高くない)

ガルバリウム鋼板の場合

ガルバリウム鋼板も、垂木、コンパネ、
防水シート(ルーフィング)まで同じ。

図5:
ガルバリウム鋼板も、防水シート
が施工された上に、施工する)

瓦屋根の場合 (旧施工方法)

桟木の施工 構造 瓦の施工 構造
図6: 瓦を引っ掛けて固定する為の
桟木を施工します。
図7: 桟木に瓦の爪を引っ掛けて瓦を固定 
 ● 瓦の施工は、現在は、ガイドライン工法(耐震工法)が一般的です。
    ガイドライン工法については >>> 全瓦連のページ; http://www.yane.or.jp/gl/gl1.shtml

 参考:屋根各部の名称

 屋根の部分名称には、いろいろあって、専門的になるので、お客様が、葺き替えのときに知っていて
欲しい部分の名前を少し挙げておきます。 葺き替え工事を考える上で知っておくべきレベルでの知識
があればそれで充分ですので、簡単な切妻屋根を例に、知っておいて欲しいものをお知らせします。 
「本体」(平部)、「けらば」部分、「棟」、「軒先」等が屋根の主要で、知って欲しい部分名称です。 
葺き替え工事の見積も、これにそって見積項目名がありますので、見積での工事部分が分かります。
  日本の屋根構造、形式
   この屋根は、左奥が「片流れ屋根」、右側が変形ですが「切り妻形」でつくられた混合形
(ハイブリッド)屋根です。 仕上げ材は、薄型化粧スレート系材料になっています。

 その他;軒先、棟部分(頂点)けらば、壁と屋根との境部分;

   屋根材のこと、屋根材の価格等を話すときは、屋根の本体のことですが、その他の端
処理部分も大変重要な箇所であり、当然各部名称があります。 雨を押さえているのは
屋根の本体ばかりではなく、屋根の端っこを正確に納めないと、雨漏りの原因になりま
す。 屋根各部分の名称は、全て覚える必要はありませんが、葺き替えを考えているな
ら、上の箇所だけでも覚えてください。 屋根屋の専門用語だらけの見積に惑わされないように・・・ 見積書の内容で分からない箇所があったら屋根屋に聞くべきです。
屋根 壁の取り合い部分 重要です 図a : 軒先唐草;(軒先の雨を押さえる部品)
写真は、金属屋根のものですが、軒先唐草は
軒先に施工し、雨の雫が、毛細血管現象などで
屋根の中に侵入しないようにする部品です。
軒先に施工し、その施工費用は、材料の種類に
よって違いますが、ガルバリウム鋼板での材料
ですと、 メーターあたり、
 \3,000〜\5,000 ぐらいです。
棟部分&心木の施工 棟包 図b : 棟部分の棟包、棟板金
中に芯材の角材(芯材)を施工し、これに棟包
棟板金を釘、ビスで固定します。
換気をする為の換気棟を施工する場合もあります
 棟板金の費用; メーターあたり
 \ 4,000 〜 \ 6,000 の間が相場
 換気棟は、910mm (1本)で \ 20,000前後
 といったあたりです。 正確な相場は難しいです
 が、これくらいです。 ガルバリウム本体価格に
 含まれている場合も多いです。
けらば、破風部分 図c :けらば部分、切妻型の屋根にある部分で
けらばの端から雨が侵入してこないよう、雨押え
があります。 けらば端末処理材
 メーターあたり; \ 4,000 〜 \ 5,000
壁の取り合い、屋根と壁の境 図d:最も雨の侵入が心配される部分です。
例えば、2階の壁部分に1階の下屋がある場合
下屋と壁が接しています。 ここから雨が侵入
しないように、雨押え部品が必要です。
\ 5,000/m 〜 \ 6,000/m 概算相場で

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